小川通り上御霊前東入るにある妙覚寺(みょうかくじ)です。
妙覚寺は、永和4年(1378)、妙顕寺の跡継ぎをめぐる意見の対立から妙顕寺を離れた日実上人が、信徒の小野妙覚の外護を受けて四条大宮の妙覚の邸宅に創建されたのが始まりと言われています。
大門は、聚楽第の裏門を、寛文3年(1663年)に移したものといわれており、安土桃山時代の建築である大門は、西本願寺飛雲閣、大徳寺方丈、唐門などとともに数少ない聚楽第の遺構の一つです。