聖護院にある聖護院門跡(しょうごいんもんぜき)です。
聖護院門跡は、寛治四年(1090)に増誉大僧正が白河上皇の熊野御幸の先達を勤めた功績により、寺を賜ったのが始まりです。後白河天皇の皇子・静恵法親王が入寺したことで宮門跡となりました。
御所炎上の際には、天皇が仮皇居とされたため、「聖護院旧仮皇居」として国の史跡に指定されています。通常は葉書で予約しないと拝観できません。